「備える家/岡崎」解体中 |
1階の南の一部を残して、本体上部が解体終わりました。
昭和54年築で、土壁で土葺きの上に瓦葺きという、当時の標準的な家です。
建築基準法が新耐震設計基準になった、昭和56年以前の築なので、岡崎市役所の耐震診断を受けていたのですが、
結果はよくなく、耐震補強必要でした。
お施主様が、地震に不安を感じていたこと、寒いこと、今後のバリアフリーを考えてるなど検討した結果、建て替えることになったのです。
岡崎市役所には、除却補助金という制度があります。
耐震診断を受けて補強必要との判断があり、かつ、解体する場合に出るものです。
しかし、今年度はもう、市の予定棟数(予算枠上、上限設定がある)が終わってしまったので、補助金を使うことはできませんでした。
受ける予定で、準備していましたが。
昨年設計した「通じる家/岡崎」も建て替えでしたが、補助金が使うことができました。
昨年のもう少し遅い解体時期だったのですが。今年は早くに予定棟数に達してしまいました。