1.17阪神淡路大震災 応急危険度判定の電話訓練に参加 |
大震災というと、3.11の東日本大震災が思い起こされますが、1.17も風化させてはいけない大事な日です。
私、KANO空感設計 加納年勝は、応急危険度判定士です。
地震時の建物被害を判定して、危険度に応じて、赤、黄、緑の紙を建物に張るボランティアです。
私は、岡崎市の指定する地区連絡員になっていて、今日、電話での連絡訓練が行われました。
私の担当地区の判定士7人に、電話をかけ、「地震があったので、市役所に集まるように」と伝えるのです。(実際は集まりませんが) また、連絡網に更新された内容がないか確認し、市役所の住宅課の担当者に、訓練結果を報告しました。
応急危険度判定は、市町村が地震発生後の様々な応急対策の一つとして行うべきものですが、阪神・淡路大震災のような大規模災害の場合には、判定を必要とする建築物の量的な問題や被災地域の広域性から行政職員だけでは対応が難しいと考えられます。
そこで、ボランティアとして協力していただける民間の建築士等の方々に、応急危険度判定に関する講習を受講していただくことなどにより、「応急危険度判定士」として都道府県が養成、登録を行っています。
詳しくはこちら 全国被災建築物応急危険度判定協議会