「ホワイトアクア/西尾」 液状化対策コロンブス工法検討 |
予想通り、あまりよくない地盤でしたので、何らかの地盤補強が必要です。
そして、地下水位も高く、砂地盤であり、地震時に液状化も懸念されます。
大地震時の想定震度も高く、地震対策も必要です。
そこで、液状化対策となる地盤改良方法のひとつとして、発泡スチロールを土と置換するコロンブス工法を検討しています。
地震エネルギーを半分に抑える免震効果もありますし、大きな道路際などの交通振動も軽減します。
地震や液状化や盛り土の経年変化で、周辺の地盤が下がっても、堅い支持地盤層でつっかえている杭基礎のように、建物も一緒に下がらないと、抜けあがり現象というものが起きて、設備配管が破断したり、アプローチなどに大きな段差ができて困ることがありますが、コロンブス工法は、軟弱層の上に浮いている状態なので、周辺地盤と一緒に下がるので、そういう問題が少ないです。
液状化が起きた場合は、基礎周囲に設けた、透水ライトフィルターという穴あき不織布付の発泡スチロール板を縦に設置し、排水を地上へうながすしくみです。
「回廊の家/岡崎」で採用しました。
施工中の様子はこちら
「回廊の家/岡崎」 液状化対策の地盤改良 コロンブス工法 その1
「回廊の家/岡崎」 液状化対策の地盤改良 コロンブス工法 その2
「回廊の家/岡崎」 液状化対策の地盤改良 コロンブス工法 その3
コロンブス工法の社長さんと、代理店のウチヤマコーポレーションと打合せをしました。
豪雨時の浸水対策として、北道路から、少し高くして、家を建てる計画です。
この場合、どのように、発泡スチロールを埋めるか、複数の案が考えられるので、それについて打合せしました。