「自作自然の家/岡崎」 床下冷房体験会 参加者募集締切りました |
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毎日見てくださる方には、めんどうですが、よろしくお願いします。
私たちKANO空感設計が設計監理し、今春竣工した「自作自然の家/岡崎」にて、お施主様であり、大工さんである、光ケ丘中嶋建築の中嶋雅典さんのご協力とご好意のもと、当イベントを8月19日(日)10時~17時に開催します。
この家は、中嶋さんのご自宅であり、光ケ丘中嶋建築の家づくりをお見せする実物モデルハウスでもあります。
家のタイトルにあるように、中嶋さんが自分でこの家を造り、自然素材をふんだんに使った家です。
1階と2階の床下を冷暖房しており、輻射による自然な冷暖房感や心地よさを感じることができます。
床ガラリ(吹出口)や天井吹出口から、冷暖房された空気を直接、送ることもできます。
ぜひ体験していただきたいと思います。
参加ご希望の方は、日時と参加人数をフェイスブック(toshikatsu.kano@facebook.com)やメール(info@kano-cd.jp)や電話(0564-26-3051)などで、KANO空感設計 加納年勝まで連絡ください。
案内図を送ります。
19日午後1時からは、床下冷暖房システムCCFスタイルを開発された、温熱環境研究所 温風床暖房研究所 株式会社 駒匠の駒形 直彦社長による熱環境セミナーも行います。
スライドを用いた、素人の方にも十分わかりやすいものです。
ちなみに、3月には、「床下暖房体験会」を実施したところ、玄関を入ってすぐに、感じる自然な暖かさに、みなさん感心していました。
家じゅうの温度差が少ない空調システムなのです。
廊下やトイレや洗面室って普通の家は、冷暖房がないから、夏暑くて、寒いですよね。
この家はそういうことがないのです。
目障りで、存在感の大きいエアコン本体が見えないというのもいいですね。
エアコン本体がどこにあるか、探してみてください。
優れたシステムですが、設備だけあっても、この心地よさは、成り立ちません。
家自体の高気密・高断熱・高遮熱が絶対条件です。
地震に耐える、耐力面材モイスTMを外周に張りめぐらし、さらに制震テープ工法により、気密を高めています。
基礎断熱には、大豆由来の自然系発泡ウレタン、壁や天井には、新聞紙粉砕セルローズファイバーを充填し、断熱サッシとしています。
外壁下地には、遮熱透湿防水シート、屋根には空気層サンドイッチ遮熱シートを張り、各々の外部側に通気層を設けて、すみやかに排熱できるようにしてあります。
内壁はモイス直張り、床は、無垢で21mmもの厚みのあるフランス産ボルドーパインフローリング張り、天井は、杉板張り(各々ドイツ製自然塗装)として、全て、吸放湿性能の高い素材を用いることにより、夏の湿度を抑えることで、高めのエアコン温度設定でも心地よさを得られます。
冬は逆に素材から放湿されて過乾燥を防ぎ、低めのエアコン温度設定でも心地よさを得られます。
1階が個室群、2階がLDK+水廻りという逆転プランの家です。
1階は天井を張らず、梁などをあらわしにして、木のあたかみを感じることができます。
2階は小上りの畳コーナーのある、斜め天井のダイナックなワンルーム的な空間で、階段で上がれる大きなロフトと一体となっています。
床下冷暖房だけでなく、みどころ満載の家です。
「自作自然の家/岡崎」についてはブログで、専用カテゴリを作ってありますので、中嶋さんとの最初の顔合わせから、設計、工事、竣工後について、全て見ることができます。
ぜひご来場ください!
お待ちしています。