「(仮称)岡崎の家」 地盤調査の報告 |
地盤調査の報告を行いました。
敷地に井戸があって地下水が高いので、採取した土を使って、液状化可能性の調査も行いました。
一般的に、上層の水分が多い砂層が大地震時に液状化現象を起こす可能性がありえますが、この敷地の場合は、砂層の上に粘土層があり、液状化の可能性は低いとの解析結果が出て、安心しました。
本格的な地盤調査であるボーリング調査を行った時に、約1mごとに土を採取しており、計10サンプルあります。
そのうちの5サンプルの土で調査しました。
どれだけのサンプル数が必要になるかは、地盤の地質や含水率などによります。
そんなに費用が高いものではないので、液状化の恐れのありそうな土地の場合は、液状化調査を行うといいと思います。
いくら建物を耐震化や制震化しても、大地震時に、地盤が原因で、建物が傾くなどの被害を受けてしまっては、どうしようもありません。
液状化の可能性があるなら、それに適した地盤補強工法を提案します。