岐阜県東濃を核のゴミ捨て場にしないで!その2 |
同様な研究所が北海道最北端の宗谷岬近くの幌延町(ほろのべ)にもできました。
幌延深地層研究センター
この施設のホームページを見ると、
原子力発電所から出る使用済燃料から、燃料としてまだ使えるウランとプルトニウムを回収した後に残る高レベル放射性廃棄物を、最終的に地下深い地層中に処分することは、国の基本方針となっています。
(独)日本原子力研究開発機構の幌延深地層研究センターは国の研究機関として、高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究開発として地層科学研究や地層処分研究開発を行うことにより、地層処分の技術的な信頼性を、実際の深地層での試験研究等を通じて確認することを目的に設置されました。
始めから、ここに地層処分する計画で、この研究所が作られていることが明白です。
「地層研究所」は、日本で瑞浪と幌延町の2つしかない施設なのです。
おそらく、瑞浪が選ばれたのは、日本の中心に近くて、高速道路が近くにあり、全国から核廃棄物を持ち込みやすいという立地も考慮されたのだろうと思います。
現在は、あくまでも核のゴミがどれぐらい耐えることができるかという地層研究なんだそうですが、最終処分場にすることは明らかです。
坑道見学ができるそうですが、見学した人の記録によると、湿気が非常に高く、地下水があふれているそうです。
瑞浪の山々からは、土岐川(下流の愛知県での名前は庄内川となります。台風15号で庄内川が氾濫したのは、上流の土岐川周辺に大量の雨が降ったからです)に雨水や地下水が流れています。
飲み水や農業用水、工業用水として名古屋市民などが利用する木曽川にも地下水が流れているかもしれません。
万が一、地震や予期せぬ人災などで、地層処理した、核ゴミから、放射能が地下水にまじったら、どうなってしまうでしょうか。
伊勢湾やそれにつながる三河湾、太平洋も汚染されてしまいます。
全国から核のゴミがおそらく高速道路で運ばれてくることになりますが、運搬車が交通事故に巻き込まれたら、核のゴミが周辺に拡散する恐れがあります。
それは、東海地域に限りません。
テロ戦争時代ですから、テロも想定しなければなりませんし、敵国の爆撃標的になるかもしれません。
こんな危険な計画を子々孫々に残すことはできません。
この事実を広めて知ってもらいたいと思います。
放射能のゴミはいらない!
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ぜひご覧ください。
そして、みなさんも、この事実を広く、知らしめてください。
次回に続く。