窓廻りの断熱スクリーン 「ハニカムサーモスクリーン」 |
私たちは、よくロールスクリーン(生地を芯に巻きとる)やプリーツスクリーン(アコーディオンのようにたたむ)をお施主様に提案します。
このような上げ下げタイプのほうが、スクリーンを上げればコード以外に邪魔なものがなくなるのですっきりするからです。
横引きタイプであるカーテンは、カーテンを使わない時に、窓の両脇にカーテンやレースをたたんでおくスペースが必要になり、邪魔に思います。
犬やネコなどのペットを室内で飼っているお宅では、たたんだカーテンをひっかいたり、ぶらさがったりするトラブルもあるようです。(小さいお子様も遊ぶ)
窓巾を大きくしたいのに、カーテンたまりの小壁をつくるために、窓巾を小さくしなければならないこともあります。
冬に窓からおりてくる冷気(コールドドラフトという)でお悩みの方は多いと思います。
プリーツスクリーンに似た、上げ下げのスクリーンで、断熱性を高めた、ハニカムサーモスクリーンというものがあります。
網戸のトップメーカーである、セイキ総業がつくっています。
スクリーンの断面がハニカム(ハチの巣)構造となっており、二層の空気層を形成することによって、断熱性を高めます。
さらに、窓額縁の両サイドに断熱レールを設置すると、スクリーンと窓とのすきまがなくなり、さらに、コールドドラフトを抑えることができます。
日本の障子は、窓と障子の間に空気層が断熱層となっており、窓額縁にぴったりとくっつくことにより、コールドドラフトを抑えることができますが、それに似ています。
夏には外部からの熱を遮断できます。
↑断熱レールのカットサンプル
スクリーン(一部除く)は取り外して、水洗いもできます。
少しコストが高いですが、断熱効果を上げることにより、省エネとなり、冷暖房のランニングコストを抑えることができます。