東京タワーの思い出 |
初めて見て、上ったのが、中学三年生の修学旅行の時でした。
当時は、超高層ビルも少なかったので、ただその圧倒的な大きさだけで、非常にインパクトを受けました。
大学3年生の時に大手ゼネコンの竹中工務店主催の東京建築見学ツアーがあり、友人とともに参加しました。全国から、名だたる有名大学の学生が参加していました。
竹中工務店が施工した建物などを見学したのですが、東京タワーもその1つだったのです。
大学卒業後、青島設計に入り、名古屋で2年勤めた後、東京事務所に転勤になりました。
東京では7年勤務したのですが、途中、事務所の移転が2回あり、3つの街で仕事をしました。
いずれも、港区で、東京タワーの近くでした。
最初は、JR田町駅近くの三田です。↑三田方面から見た東京タワー
慶応大学や、NEC本社ビルが近くにありました。
次に、JR浜松町(田町の隣駅)近くの大門です。
大門は、徳川家の菩提寺である増上寺(↑の写真)の門前町です。
東京タワーにすごく近く、歩いて5分くらいでした。
当時、私が設計をしていた建物のお施主様の会社が東京タワーのすぐ目の前にあり、よく歩いていきました。
そして、六本木ヒルズに近い麻布十番へ。(当時はヒルズは建っていませんでした)
↑首都高速越しに見晴らしがよく、東京タワーがよく見えました。
深夜や朝までの残業をすることも多く、午前0時を過ぎるとライトアップが消えるので、その瞬間をよく見ました。
こんなにタワーの近くで働いていても、上ったことはあまりなく、両親が上京した時に案内した時などです。
名古屋へ転勤後、しばらくして、東京へまた単身赴任で来ました。
赤ちゃんだった子どもや妻は岡崎にいたので、週末には帰るという生活を数ヶ月体験しました。
こどもが大きくなり、東京ディズニーリゾートに2回行きましたが、下の子が生まれてから行った2回目の時に、ぜひ、東京タワーを見せてやりたいと思い、上りました。
新幹線で東京駅に近づくと見えてくる東京タワーを見るたびに、感慨深く、いろんなことを思い出させてくれます。