豊田スタジアムのプール |
サッカーを見に行ったのではなく(ここで見たことがない・・・)、初めてでしたが、スタジアム内にあるスポーツプラザという屋内プールに行ったのです。
プール自体は大きくはないのですが、普通の競泳用のプールの他に、スライダー(上の子は何回も滑りました)や、子供用の小さな流水プール、浅い幼児プール、いろんな種類のジャクジー、3つのサウナのような採暖室など、多彩で、いろいろ廻れておもしろいです。
豊田スタジアムはご存知の方も多いと思いますが、都知事戦にも立候補(名古屋市出身ですが)した、故黒川紀章さんの設計です。
近くの矢作川に架かる、巨大な曲面を多用した白い橋もそうです。
私は恐竜の骨を思い浮かべます・・・。
白いので汚れが目立ちます・・・。そろそろ塗り替えてよー。塗り替え費用も大変な額になりそう・・・。
メンテナンスを考えた設計が重要ですね。
黒川紀章建築都市設計事務所は、世界じゅうで活躍された、黒川さんの業績により、アトリエ事務所というよりも大きな組織事務所のようです。
名古屋市美術館も黒川さんのずいぶん前の作品です。
私は、晩年の黒川さんの建築作品はあまり好きではありません。
デザインがパターン化して、おもしろくなくなりました。
大阪万博の頃のデザインのほうが、発想がユニークでチャレンジ精神にあふれていたと思います。
大阪万博の建築については過去のブログへ。
しばらく前に、ここのプールの天井板が、落下するという「事故」が起こりました。
これは、天井内に発生した結露が原因でした。
長期休暇で湿気を排気するための換気扇を止めたため、湿気を吸って、重くなった天井材が落下したということですが、設計にも一因があったのではと思われます。
全部張り替えたのか、天井はきれいでした。
裸で利用する施設なので、安全第一にしてもらいたいですね。
釧路では地震で天井が落下したプールがありましたね。
こういう施設では天井も地震時に天井材が落下しないような設計にすべきですね。