(仮称)豊田の家計画スタート |
敷地は豊田市内で、近くにはトヨタの大きな工場がありますが、古くからの町で、少し離れると田んぼが広がっています。
うちの事務所からも近いです。
まずは、敷地調査から行いました。
母屋とハナレが建っているのですが、ハナレを解体して、自分達家族の住まいを建てるという計画です。
奥様のお母様も将来、同居予定です。
奥様はもうすぐ、ご出産なので、打合せ時間を短縮できるよう考えました。
ライフスタイルシートを事前に受け取っていましたので、それを見て、作成した質問を用意したペーパーをまず、調査の前に渡しました。
調査が終わるのを待ってもらう間、それに回答を記入してもらうことにしたのです。
既設建物の図面や測量図がないので、調査には時間がかかりました。
敷地レベル差もあるので、オートレベルという機械で測っていきました。
水道メーターや電気メーター、プロパンガスボンベ置き場も確認しました。
解体するハナレも解体の概算をつかむためにも調査が必要です。
その後、打合せをしました。
回答欄を見ながらの打合せなので、スムーズに進みましたが、それでも、お昼をオーバーしてしまいました。
敷地の北側には、大きながけがあります。
愛知県建築基準条例第8条(通称がけ条例)で、がけの上下の建物建設について規制があることを説明しました。がけ条例については過去のブログをご覧ください。
また、敷地の前面道路が1.8m程度と狭く、建築基準法第42条2項道路といいますが、道路中心線から2m後退した部分までは、建物が建てられず、また、道路斜線制限という高さ規制がかかることを説明しました。
先週水曜日に、法務局や市役所へ行って調査をしてきましたので、その報告も行いました。