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一級建築士事務所 KANO空感設計 KANo cooKAN design

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リフォーム設計受託の休止のお知らせ
西尾の方から、岡崎市内に家を建てたいとのお問い合わせがありました。(幡豆町に建てる方とは別の西尾の方です)
土地契約間近とのことです。

また、電話で、耐震改修を含む全面リフォームをご希望の方からもお問い合わせがありました。

なんだか、最近、急に問い合わせがかなり多くなっています。うれしい限りです。

しかし、増改築やリフォームは新築に比べ、竣工図面がない場合も多いですし、あったとしても、正確かは分からないので、念入りな現地調査をしないと設計ができないですし、既設との制約や法による制約もあるので、通常の設計よりも手間がかかります。
また、壁などを解体して、予期せぬことが分かって、即対応を求められたりしますし、現場の進行も早いので、現場監理も短い期間に数多く足を運ばなければなりませんので、設計料についても新築と同じように工事費の8パーセントというわけにはいきません。
また、基本的にごく簡単なリフォームの場合、例えば単にシステムキッチンやユニットバスを新しいものに替えるだけというケースの場合は、設計事務所が設計するまでもないと思うので(こういうご相談は今までなかったですが)、リフォーム会社や工務店に相談されてはと思います。

声をおかけいただいて、大変ありがたいのですが、現状、正直リフォームまでは、手が廻らない状況です。

ですので、しばらくは新築物件に専念させていただきたいと思います。

このようなわけで、せっかく、リフォームしたいとお問い合わせいただいても、お断りをすることになってしまい、大変申し訳なく、心苦しいので、ホームページも、増改築やリフォームに関する記述を全ページにわたって、削除させていただきました。

当然、新築物件を設計させていただいた建主様の家については、末永く、増改築やリフォームやメンテナンスの相談や設計をさせていただきたいと考えております。

また、「ツカズハナレズのHANARE」のように、既設とくっつけない造り方をする増築の家は新築と同じように設計できるので、問題ありません。
こういうのを「敷地増築で建物新築」といいます。
敷地単位で見れば、既設建物があるので、増築ですが、建物をくっつけるわけではないので、建物単位で見ると、新築という意味です。

また、増改築するか新築するか悩んでいるというようなケースはぜひご相談ください。
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by kano-cd | 2008-09-30 18:09 | 住宅
リフォーム相談がありました
安城にお住まいの方からリフォームのご相談がありました。

新築間もないが、リビングが暗いので、なんとか明るくしたいとのことでした。
構造はツーバイフォーです。

ツーバイフォーは木造の一種です。
断面が2インチx4インチ(製材品は38mmx88mm)の主にカナダで採れる木を主に使うところから、こう呼ばれています。日本では正式には「枠組壁工法」という名前です。

2x4材を四周に枠としてフレームを組んだところに、構造用合板等を張った壁パネル(四周以外にも、455mmや500mm(メーターモジュールの場合)ピッチで縦に(柱のように)2x4材を入れます)をあらかじめ工場で作ります。(現場で作る場合もあります)

これが枠組壁であり、ツーバイフォーはその「枠組壁工法」という名前の通り、壁で構造体を作るのです。
正確には、床パネル、天井パネルを含めサイコロのような六面体で耐震性をもたせています。
合理的な工法なので、コストダウンできるはずですが、日本では施工できる会社が限られていることもあり、在来工法と呼ばれる軸組工法よりも高いのが一般的です。
(軸組工法の一部にツーバイフォー材を取り入れることは行われている)

ですから、容易に壁を壊して窓を大きくしたり、追加するのが困難なのです。
耐力壁計算及びバランス計算をして、壊せるかどうか検証する必要があります。

ただし、腰窓(腰から上にある窓)の上や下へ窓を大きくしたり、窓を追加することは比較的容易であることをお伝えしました。

他にも、以下の案をお伝えしました。

屋根にトップライト(天窓)を設ける案
2階床に穴を開けてガラスをはめる案
隣接する部屋が明るいなら、その間仕切り壁のどこかにガラスをはめる(ドア上の欄間など)案
ドア自体を光が入るガラス入りなどに変える案

ツーバイフォーに使えるか分からなかったので、お話はしませんでしたが、耐力壁でありながら、光を通すこんな(↓)画期的な素材があります。「ひかりかべ」という商品です。
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1階中央の2枚に「ひかりかべ」を使用↓中央よりも出隅(両サイド)に使ったほうが、耐震上は有利です。
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昨日のブログで紹介した「メガホンハウス」は建物の間口めいいっぱいガラスなので、特殊な構造にする必要がありますが、この「ひかりかべ」を使えば、通常の木造在来工法で同じようなイメージにすることが可能です。
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by kano-cd | 2008-09-29 17:45 | 住宅計画
海の見える家 その2
先日、いらっしゃった、幡豆町の海の見える家をご希望の西尾の方が、奥様と一緒にいらっしゃいました。

不動産屋に確認して、がけ条例のことはクリアでき、問題ないとのことです。

奥様が特に、自然素材についてご希望されているとのことでしたので、そのメリット、また逆にデメリットについてもお話しました。

延べ床面積は小さくてもいいから、眺望を生かせるよう海側に吹抜を設けて大きなガラス面とし、また体にやさしく、心地いい自然素材を使いたいということでした。

これが、重要です。限られた予算の中で何が自分達にとって重要かということをよく分かっていらっしゃると思いました。

子供部屋は6帖なければいけないという固定観念などで、つい、延べ床面積の要望が大きくなりがちですが、限られた予算の中での予算配分を考えると、大きい家の場合は、内装や外装、設備にお金を十分掛けられなくなってきます。
つまり、坪単価を安く上げなければならなくなってきます。

逆に、延べ床面積を小さく抑えることができるなら、坪単価を高くした設計ができるのです。

お聞きした建物イメージから、東京で活躍する建築家夫婦の手塚貴晴さん由比さん設計の「メガホンハウス」を思い浮かべました。文字通り、四角いメガホンのような形をした家で、その「穴」が太平洋に向かっているのです。
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内部に入ると、全面大きなガラスとLDKにつながるウッドデッキによって開放感たっぷりです。↓
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吹抜と一体になった2階の寝室からの眺め↓
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すごく気持ちのいい家ですね。
手塚さんは、「きもちのいい家」という本を出版されています。
うちの事務所にも置いてあります。
私達の好きな建築家の一人(夫婦だから二人か)です。
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by kano-cd | 2008-09-28 15:20 | 住宅計画
ハナレ
「ツカズハナレズのHANARE」を現在計画中の方とは違う方で、ハナレを建てたいという方が、いらっしゃってフリー相談を受けました。

やはり、母屋があって、現在、二世帯住宅として自分達も住んでいるが、子供が大きくなって個室が必要になってきたので、ハナレを建てたいとのことです。1階はピロティーとして駐車場とし、2階に子供部屋を2つ作りたいそうです。

ハナレといっても、ご希望は、今、自分達が2階に住んでいるので、ハナレの2階同士を廊下でつなげたいということです。

しかし、既存建築物への増築は、以前(平成19年6月建築基準法改正施行)に比べ、難しくなっています。
既設建物と増築建物の規模や接続の仕方によって、法規制が変わってきます。
その前に、既設建物が違法建築物でないことが大前提です。確認申請の完了検査を受けて通ったことを証明するために検査済証の写しが必要です。

今回ご希望の規模の場合では、増築部分が、既設建物の半分以上の床面積があったので、既設建物全てに、現在の建築基準法が遡及されていまいます。(耐震改修などが必要です)

そこで、既設とつなぐのは断念されました。

いろいろ話しているうちに、1階の客間を自分達が使ってもいいと、両親が言っているとの情報をお聞きしたので、急遽計画を変更して、ハナレは中止し、1階の客間を自分達の寝室に、2階にあった2つの部屋を子供部屋2つと納戸にリフォームする案を示したところ、ご検討されることになりました。

建築基準法の厳格化によって、このように増築が進まないケースが全国で多々あると思います。
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by kano-cd | 2008-09-27 17:45 | 「ツカズハナレズのHANARE」
木造構造の講習会
今日は、一日じゅう外出していました。

午前中は豊田市産業文化センター(プラネタリウムのあるところ)で、ソフトウェア会社主催の木造構造の講習会に出席しました。
現在、一級建築士であれば、木造住宅の確認申請には、構造図面を添付しなくてもいいのですが、その特例が近い将来、廃止されます。当初は今年の12月と言われていました。
設計事務所の設計であれば、構造図面を書くのですが、工務店などでは、書かずにプレカット屋と呼ばれている木材加工会社に書いてもらうことが一般的です。
今後は、工務店などでも設計に今までより時間がかかるようになるでしょう。

午後一に東郷町の自然素材をふんだんに使った家づくりをしている工務店のモデルハウスを見学しました。
構造は国産杉で、真壁造りといって、柱や梁を見せています。
床は檜、壁は漆喰(もう一棟は珪藻土)、腰壁と天井は杉板です。
造作家具も無垢の杉板です。
家の全てに合板、集成材を使っていないそうです。
これが、昔の民家は当たり前のことでしたが、逆に現代の家づくりでは、合板、集成材を使わない家づくりのほうが、当たり前のこととなってしまっています。
化学物質の匂いは全然せず、木の香りがあふれていました。

その後、名古屋の後輩のT君の設計事務所へ。
いろんな情報交換をしました。

最後に栄のコイズミ照明というメーカーのショールームで、照明の講習会に出席しました。
そこで、ダウンライトを使った照明テクニックについて、いろいろと学びました。
実験ラボでは、いろんな照明器具や壁からの距離によって、どのように印象が変わるかをシュミレーションして、見せてもらいました。
ただ部屋に均等配置するよりも、壁際に2つ近い距離で並べるほうが、明るいし、陰影のある魅力的な空間になります。
進化して明るくなったLEDを使ったダウンライトも点灯したところを見せてもらいました。
長寿命で、環境にやさしいと注目の照明器具です。ただ価格が高い。

大変、有意義な一日でした。
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by kano-cd | 2008-09-26 22:42 | 構造・地震
「暮らせる蔵」 大きな模型
「暮らせる蔵」を設計中の刈谷のM様と打合せをしました。

南側全部がLDKなのですが、キッチンの上部以外は吹抜になっています。
といっても、2階の屋根から1階まで葺き下ろした大屋根なので、天井高は、低いところで、3m程度あり、そこから、屋根勾配なりに北へいくほど天井が高くなっていきます。

このような空間は、なかなか、図面だけではわかりにくいので、大きな模型を作りました。
通常、計画案のプレゼンテーション用に作るのは、50分の1の縮尺なのですが(今回の建物の奥行きが7.5mなので、模型では15cm)、今回はLDKの検討用ということで、25分の1の縮尺で作りました。(模型では30cm)
面積やボリュームでいうと4倍の大きさです。この大きさなら、内部の様子がよく分かります。
(検討用なので、模型の精度には、目をつぶって見てください。)
キッチンから見たLDK↓
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天井がよく見えるようにキッチンの上階にある書斎を外して、見たところ↓
大きな庇が外縁にかかっています。こちらの軒天井は検討中です。
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階段を外縁から見たところ↓階段下にはリビングボードとTVを置きます。
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階段を見上げたところ↓
階段を上がって、すぐは子供部屋なのですが、当面、2階廊下とは仕切りません。風が2階の北窓を通して流れます。
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吹抜上部を見上げたところ↓
右手側の「穴」の奥は小屋裏を利用した天井の低い書斎です。LDKとは吹抜を介してつながっています。大量の本を収納できます。
左手側の「穴」の奥はウォークインクローゼットです。ここには障子をはめます。(開け放しても吹抜側は寝室への通路になっていて、物は置かないので、LDKからは物は見えない。天井近くの棚上のものは見えるかも)
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M様には、模型によって、この吹抜をもつ空間がご理解いただけたようでした。
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by kano-cd | 2008-09-25 18:42 | 「暮らせる蔵」
海の見える家
夕方、事務所に家を建てたいという方から電話があり、「今から行きたいけどいいですか」とのことで、急遽、6時過ぎくらいから、お会いすることになりました。

西尾の方で、幡豆町の海の見える敷地を購入して家を建てたいとのことです。
せっかくの眺望なので、これを生かした設計をしてもらいたいとのことで、設計事務所なら希望がかなうのではということで、いくつかの設計事務所を訪問中とのことでした。

そのうちの1つの候補に入れていただいて光栄に思います。

お話をお聞きすると、高台にあり、敷地の海側は土地が傾斜しているが、ほとんどは平らな部分で、最近造成されたそうです。
写真は見せていだたいていないですが、ぜひ、設計させていただきたい魅力的な土地だと思いました。

しかし、傾斜地は注意が必要です。(傾斜地に限らず、敷地内外に高さ2m超える高低差のある場合も)
愛知県建築基準条例という条例の中に、がけに関する条文、第8条(通称がけ条例)があります。以下に記述しておきます。
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第八条 建築物の敷地が、高さ二メートルを超えるがけに接し、又は近接する場合は、がけの上にあつてはがけの下端から、がけの下にあつてはがけの上端から、建築物との間にそのがけの高さの二倍以上の水平距離を保たなければならない。ただし、堅固な地盤又は特殊な構造方法によるもので安全上支障がないものとして知事が定める場合に該当するときは、この限りでない。
2 高さ二メートルをこえるがけの上にある建築物の敷地には、地盤の保全及びがけ面への流水防止のため、適当な排水施設をしなければならない。

隣の敷地も同様な造成地で、普通に建てているとのことですが、不動産屋に確認が必要だと思います。
訪問された方は、土地契約直前でしたが、この条例をご存知なかったとのことです。
悪質な不動産屋の場合は、条例のことを伝えずに土地を売ってしまうことも考えられるので、注意が必要です。
擁壁を造らざるをえないことになってしまったり、基礎を深くする必要があるなど、当初考えていなかった高額な費用が発生してしまいます。
土地が安いからいいと思って買った土地が逆にこれらによって割高になってしまう可能性もあります。
土地探しからご相談をいただくと、こういうアドバイスも説明させていただくことができます。

下図は基礎を深くする検討です。
擁壁等の底から30度の角度で建物に向かって線を引き、基礎底がその線より下にまで、あるならOK、線より上ならNGなので、基礎を深くしなくてはなりません。
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土地契約の重要事項説明書には書いてあると思いますが、書いてあるからいいのではなく、口頭でも説明すべき重要事項です。

また、自然素材にも関心があるとのことで、サンプルをお見せしながら、自然素材は見た目だけでなく、その機能(メンテナンス性や吸放湿性、断熱性など)もあることを説明しました。
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by kano-cd | 2008-09-24 20:01 | 住宅計画
「南欧モダンの白い家」 その4
昨日のブログで、「その土地の気候風土や取れる建材・生活スタイルが、その土地に建つ家の形を決定している」と書きましたが、南欧の白い家の場合を具体的に書いていきます。
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まず、特徴的なのは、スペイン瓦と呼ばれるオレンジの丸みを帯びた瓦を乗せた屋根です。
オレンジ色は、その土地の土(テラロッサと呼ばれる石灰岩が風化したもの)の色なのです。
瓦というのは土を焼いたものです。
日本の瓦と違って、釉薬をかけず、素焼きのままとすることも多いです。
なので、吸水率が高いですが、雨が降っても、暑いのですぐ乾くし、凍結して割れるようなこともないからです。

そして屋根の勾配が緩いです。日本では瓦屋根の場合、屋根の勾配を4/10以上にすることが常識とされています。それは、日本は雨が多く、台風も来ることに対応したものなのです。
一方、南欧では雨が少なく、台風もありません。緩い屋根勾配でも雨漏りの心配がないのです。
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また、軒の出が極端に少ないです。特に、妻側(屋根が三角形に見える方向)はほとんど出ていないこともよくあります。
これも、雨が少ないから、なしえることです。
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白い壁は、南欧でよく採れる石灰の色です。レンガや石積みの壁に石灰を塗ってあるのです。
これは、暑い日射を反射させるためなのです。(黒は熱を吸収しやすく、白は反射することを利用)
屋根瓦の上にまで、白く塗っている民家もあります。

窓は小さく縦長が多いです。暑いので、窓を小さくして、熱を入れないためです。レンガや石積みは断熱効果があり、家の中に入れば、乾燥しているし、涼しいのです。
むしろ、窓を閉めて、外の熱風を入れないようにしています。
また、レンガや石積みはその構造上、幅の大きな窓を造るのが難しいのです。
窓の上のレンガや石の重量をささえる必要があるからです。
西洋では、この解決のためにアーチ(窓の上部などの半円形にくりぬかれた壁)というものが考え出されたのです。
南側であっても掃き出し窓でなく、腰窓(腰から上に設けた窓)のことも多いです。
日本ほど、南向きをありがたることもないです。
壁が厚いので、窓を内側寄りに付ければ、庇代わりになるので、窓の上に庇をわざわざ付ける必要がありません。

南欧というと明るいイメージがありますが、窓が小さいので、室内は逆に暗いのです。

他の西洋の国と同様に室内では靴を履いて生活するので、室内の床はオレンジのテラコッタタイルが一般的です。(この素材も瓦と同様)
壁は外壁と同じ、白い石灰を塗っています。

日本人と違って、子供といえど、個を重んじる家族関係も家の造りや間取りに影響しています。レンガや石で完全に仕切られた小部屋に分かれています。
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by kano-cd | 2008-09-23 20:11 | 「南欧モダンの白い家」
「南欧モダンの白い家」 その3
白い南欧の家は主に、地中海沿岸のポルトガル、スペイン、イタリア、ギリシャのうち各国の南部に見られます。
地中海性気候と呼ばれ、一年中温暖で、乾燥しており、雨が少なく、夏には厳しい日差しがあります。雪も降りませんし、台風もありません。
乾燥しているので、山にはこのように木が少なく、そんな環境でも育つ代表的な木はオリーブです。
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一方、豊橋は、夏は高温多湿で、冬は乾燥して冷たい強い風が吹きます。また、台風や地震の脅威もあります。
一年を通しては、比較的温暖で、適度な降水量もあり、年間日照も長い豊橋は、作物の栽培に適しており、豊橋市は隣接する渥美半島にある田原市とともに、日本一、二を争う農産物出荷額を誇る緑豊かな大地なのです。下の写真はまるで北海道のような広大な農地
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日本の中でも沖縄と北海道や東北の民家の形が違うように、その土地の気候風土や取れる建材・生活スタイルが、その土地に建つ家の形を決定しているのです。

私達は、日本の豊橋の気候・風土にあった、「南欧テイストの家」にするべきと考えていました。
そこで、計画案依頼をいただいた当初から、U様には、かの地にある白い南欧の家を完全コピーしたり、ちまたで流行っている「南欧デザインの家」をまねた設計をするつもりはないことをはっきりと申し上げてありました。

「白い南欧の家」がもつ、「きらめき輝く光、晴れ渡った青い空、明るい、開放的、湿気がなくからっとしてさわやか、時間がゆったり流れる、あくせくしない、のんびり、心から開放、安心、心地いい」といったイメージを抱くような家にしましょうとお話しました。

U様には、この考え方にご賛同いただき、設計依頼へと進んでいったのです。
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by kano-cd | 2008-09-22 18:45 | 「南欧モダンの白い家」
「南欧モダンの白い家」 その2
昨日に引き続き、実施設計中の「南欧モダンの白い家」をご紹介します。
計画案の時と比べ、プランは大きくは変わっていませんが、ファサードや屋根はずいぶん変わりました。
下は計画案提出時の模型と外観パースです。2階のボリュームが今と比べ小さかったのです。
また、2階の屋根はモダンな片流れでした。
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西隣に建つ築30年ほどの母屋(奥様のご実家)のデザインが白いモダンな家で、こちらも片流れなのです。
初めて敷地を訪れた時は、実家がモダンな家とは聞いていなかったので、びっくりしました。
調和を考え、計画の家も白い外壁で、緩い勾配の片流れとしていたのです。
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右奥の建物が母屋です。
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U様は計画案のイメージも気にいっていらっしゃいましたが、2階の屋根が見えるように、また、三角屋根の形状が正面ファサードから見えるようにしたいとのご要望によって、今の実施設計の外観に至っています。
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by kano-cd | 2008-09-21 14:16 | 「南欧モダンの白い家」
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