安城市の明治用水会館 見学 その2 |
前回ブログの続きで、明治用水会館の見学です。
昨年、明治用水が、世界かんがい施設遺産に登録されたのです。
2015年から始まった制度です。47の遺産登録のうち、27が日本の遺産です。
これは、いかに日本の遺産が世界的に見ても素晴らしいものなのかを示します。
愛知県では、犬山市の入鹿池(明治村のすぐ脇)が、2015年に登録されています。
100年以上経過していることが条件なので、愛知用水や豊川用水もすごい工事だと思いますが、時代が新しいので対象外です。
豊田市の枝下(しだれ)用水は、明治用水のすぐ後に建設されたので、対象になります。
申請しましたが、ダメでしたが、来年以降も申請チャレンジするそうです。
枝下用水のことを調べましたが、登録に値する用水だと思います。
明治用水がメジャーすぎて、マイナーな枝下用水は、豊田市の人は知っているかもしれませんが、西三河でも、少ないと思われます。
私もつい最近までそうでしたし。
枝下用水のことを知ったのは、11月4日に開催された、登録有形文化財の特別公開で、豊田市の建物を見てまわった中で、
豊田市近代の産業とくらし発見館で知ったのです。
この建物見学については、過去ブログ(愛知県内の古建築や近代建築物等の国登録有形文化財の特別公開 豊田市見学 その2 「豊田市近代の産業とくらし発見館(旧・愛知県蚕業取締所第九支所)
昨年、皇太子殿下、雅子妃殿下もいらっしゃいました。光栄なことです。
敷地内には、明治用水の顕彰碑と開発や発展にかかわった方の銅像が2つあります。
左の胸像は、2代目市長の石原一郎です。長年にわたって明治用水土地改良区理事長をつとめ、明治用水の基礎を築きました。