外部木製建具の見学 |
大きな建具ですが、動きが軽くて、とてもなめらかでした。私たちがよく採用するドイツ製自然塗料のプラネットカラーが塗装されています。
日本はアルミサッシが普及する前は、古来から建具といえば、木製建具しかなく、耐久性、すきま風や断熱性の問題などから、アルミサッシにとってかわれ、姿を消していきました。
逆に、ヨーロッパでは、高耐久で高気密高断熱の優れた木製建具があり、かなり普及しています。
日本では、認知度が低く、高気密高断熱の意識も低いので、普及が全然進んでいません。
アルミよりも、木のほうが熱伝導率が圧倒的に小さいので、熱を伝えにくいのです。
フライパンの取っ手は木でできているのは、そのためです。
取っ手まで金属だったら、熱くてやけどしてしまいます。
価格がもっと手頃になれば、もっと普及するかもなあと思います。
家じゅう全部を木製建具にするには、予算がない場合でも、玄関戸に木製建具を採用することはよくします。