「集まる家/刈谷」 基礎コンクリートのテストピース圧縮試験 |
試験自体はいつも行ってもらっていますが、実際に試験する会社に来たのは始めてです。
一般的には生コン工場で、試験することが多いと思います。
これは、今取り出し中の「核燃料棒 」 ではなく、
コンクリート工場から、現場に、ミキサー車で運ばれたコンクリートの一部を採取して、円筒状の鉄型に流し込んだ後、型から外したテストピースです。
標準養生といって水温が20度に保たれた水の中に圧縮試験まで、入れておくのです。
今日の破壊検査は、この標準養生されて1週間のテストピースを使いました。
4週間たった時も試験を行いますが、その時測った強度が設計強度を上回ればOKです。
コンクリートは、強度が出るのに時間がかかります。
試験結果では、1週間たっただけで、かなりのコンクリート強度が出ました。
この結果から、4週間たった時の強度が推測できるのです。
↑他現場のテストピース。経過時間などにより、圧縮試験をするとこんなふうに割れることも。
ついでに隣の検査場にあった、万能試験機を見せてもらいました。
鉄筋の引っ張り試験ができます。
↑試験で切れた鉄筋の断面。