「ホワイトアクア/西尾」 空気層をもつハニカム構造断熱ブラインド その1 |
ブラインドという名前からは、オフィス窓などに設置してある、水平羽根のものを想像すると思いますが、全く形状が異なります。
窓廻り製品で言うと、プリーツスクリーンに比較的近いです。
プリーツスクリーンは、1枚の生地をアコーディオンのように、細かく折りたたんだものですが、ハニカム構造断熱ブラインドは、開いた時に空気層ができるように、2枚の生地をアコーディオンのように、細かく折りたたんだものです。
空気層が横に2重に並んだダブルハニカムもあり、より高断熱です。
空気層の厚みも25mm、38mm、45mmの3種類あり、厚いほど効果はありますが、高価です。
「ハニカム」とは、蜂の巣のことで、横から見ると断面が蜂の巣状の構造をしていることから、名づけられており、このハニカム状の空気層で断熱をします。
この空気層が断熱の役目をし、窓からの外気侵入や室内の暖気・冷気の流出を抑えることができるため、室温を保つことができます。
日本古来からの障子と同様な効果があるのです。
窓枠ぴったりに閉めた障子は窓ガラスとの間に空気層をつくります。
空気というのは、いわば見えない断熱材なのです。
世の中の断熱材には、いろんな種類がありますが、共通しているのは、微細な空気層を含んだり、空気と触れる表面積が多いということです。
また、簡単に設置ができ、断熱・省エネ効果を手軽に実現できる新世代の省エネブラインドです。
いろんな色があります。
↑室内から見て裏側(=外部から見た表面)は全て白に統一されています。
私は、この製品を製造販売するP.V.ソーラーハウス協会の準会員になっているので、私を通じて入手可能です。
ただし、扱うのは新築やリフォームの設計をさせていただいたお施主様限定とさせていただています。
P.V.ソーラーハウス協会や街のカーテン屋さんでは売っていません。
春に竣工した「大屋根光庭の家/蒲郡」には、ほとんどの窓に設置しました。
当時の取り付けの様子は、こちらの過去ブログをご覧ください。
先日、P.V.ソーラーハウス協会より、実物サンプルをもらいました。
うちの事務所に置いておきますので、ご覧になったり、実際に上げ下げ操作することができます。
カタログ(こちらの私のブログで一部が見られます)はたくさん部数がありますので、さしあげることができます。