木製サッシメーカーMADOXの社長さんと会いました |
昔の日本の家では、窓は木製が当たり前でしたが、高度成長期に、アルミサッシが普及し、今や、窓といえば、アルミサッシが当たり前です。
しかし、海外では、それが当たり前ではなく、むしろ木製サッシが主流です。
といっても、昔の日本の窓のように、すきま風があったり、風がふけば、がたつくというものではありません。
特殊な金物を使って、ぴったりと外気を遮断する気密性や、雨水の侵入を防ぐ水密性が格段に高くなっています。
また、木ならではの、高い断熱性により、外気の熱が伝わりにくく、逆に室内の熱が逃げにくいですし、結露が起こりにくいのです。
↑実物大のサンプルを見せてもらいました。
トップターンと呼ぶ横すべり出し窓です。
↑室内側から見たところ
↑さらに開いて、室外側から見たところ。160度回転します。
木ですから、必ず、優れた外部用の塗料を塗るのですが、私たちがよく採用する、ドイツ製自然塗料のプラネットカラーを採用しているそうです。
今まで、いろんな塗料(ドイツ製含む)を試してきたそうですが、プラネットカラーが一番いいと言ってました。
なんだか、自分が選んだ塗料が他社でも、評価されているとうれしいです。
ちなみに、↑「回廊の家/岡崎」の木製玄関ドアは、別のメーカーですが、塗料は、プラネットカラーです。