「囲む家/安城」 竣工写真 その2 外観夜景 |
夕日と家。
西袖壁は、西日を遮り、冬の北西からの強風を遮るとともに、夏の南東からの風をつかまえて、室内に取り込みます。
東袖壁の東側には、ワンちゃんの足洗い場があります。
ポーチは深い軒に覆われており、また中央棟の東に位置することで、冬の強い北西からの風を遮ります。
4つの縦長スリット窓の上には、屋根があるので、雨が降っていても、開けられます。
東棟の軒天は、黒塗装。樋や軒樋は、ガルバリウム鋼板製(タニタハウジングウェア)。
杉板を張った南面は、中央棟南面とは反対方向の角度に斜めになっています。
そのため、ポーチ床は台形平面となっています。仕上げはカラーコンクリート舗装(カラクリート)です。
木製チーク張りの高気密高断熱玄関ドアは、スウェーデン製のレクサンドーレン。チークオイル塗装仕上げ。
外壁の各所に設置された船舶灯(松本船舶電機製作所)が美しく建物を浮かび上がらせます。
リビング西側に置いた薪ストーブ(メトス ベルギー製ドブレ)から延びる煙突が、屋根を貫通して、立ち上がるのが、よく分かります。
中央棟南面に光が当たることによって、両袖壁や深い軒に「囲まれている」ことを強調します。
次回、内観写真に続く。