住宅の冷暖房効率アップ その5 |
前回の最後に、「区画しなくても、冬あったかく、夏涼しい家が一番いいんですけどね」と書いたのですが、それを実現するために、普段からいろんなことを考えて設計しています。
まず、高気密・高断熱・高遮熱にすることはもちろんです。
冷暖房が不要な中間期には、風通しのいい家にするのも当然です。
季節による太陽高度の違いにより、庇を設けるなどして、夏の暑い日射を遮ったり、冬には、あたたかい日差しを取り入れたりします。
その他にも、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)や自立循環型住宅などの、様々な設計手法をとり入れています。
私は、昨年末に、CASBEE戸建評価員試験に合格しました。
次回に続く。