関東建築旅行 その6 横浜・多摩・国立 |
①東陽町から、横浜の金沢文庫の「横浜パッシブハウス」へ。
ドイツ製のダクトレス全熱交換型換気扇インヴェンターが設置された住宅で、お住まいになっています。
パッシブエネルギージャパンの営業マンと一緒に伺い、住まい手から解説をしていただきました。
当日の外気温は15度で室内はどこも20度くらいでした。
当日は、朝から暖房はしていないそうです。なのに暖かいのです。
寒い日は1時間くらいエアコンで暖房するだけで、一日じゅうあったかいそうです。
驚きの断熱性能です。
外壁は外張り断熱+充填断熱で、壁厚が30cmもあります。
窓はアルミ+木製のトリプルガラス(ガラス3枚)の高断熱サッシです。
基礎断熱をしており、床も冷たくありません。
高気密高断熱が極度に進むと、換気で逃げる熱ロスの割合が大きくなります。
そこで、全熱交換型換気扇が必要なのです。
単なる換気扇ではなく、空調換気装置です。
②この旅行のきっかけとなった、東京の友人K君のお見舞いに、多摩センターへ。
昨日、一緒に忘年会をしたI君が先に来ていました。
元気そうでなによりでした。
③国立市の環境創機のオフィスへ。
OMソーラーの改良版である「そよかぜ」の実機を見学しました。
OMソーラーの夏に小屋裏が暑くなってしまうという欠点を解消しています。
その他、さまざま改良を重ねていることをお聞きしました。
「そよかぜ」は、秋にコスモホームのモデルハウスで見学しました。過去ブログ。
設置やメンテナンスが簡単であり、フランチャイズではないので、設計事務所が採用しやすいシステムです。
④いよいよ2泊3日の関東建築旅行も終わりです。
得られた情報を今後の設計活動に生かしていきたいです。