「(仮称)岡崎の住宅」 茶室建築 |
この家の和室は、お茶の練習としても使えるようにしています。
畳に、炉を切ったり、広縁に付属して、水屋を設けます。
なかなかこういう機会は少ないので、おもしろいです。
お茶室を今まで何度か、建築見学したことがあります。
千利休ゆかりの京都山崎の妙喜庵(みょうきあん)の茶室「待庵(たいあん)」を大学時代に、茶室の中まで入らせてもらって見させてもらった時は、感動でした。
大学の授業ではなく、希望者を募っての研修旅行で、1週間かけて、京都や兵庫県の古建築を毎日、見学するという、とてもぜいたくなツアーでした。
国宝茶室である三名席のひとつで、日本最古の茶室建造物であると同時に、千利休作と信じうる唯一の現存茶室です。
茶席はたった二畳、次の間と勝手の間を含んだ全体の広さが四畳半大という、とても小さい空間です。
数寄屋造りの原型となっています。
国宝三名席のひとつ、犬山城下の有楽苑の如庵 (じょあん)↑へは、1年くらい前に行きました。
当時のブログ。
庵主織田有楽斎は織田信長の実弟です。
中には、入れず、外から見学しました。
残る三名席は、京都大徳寺龍光院の密庵(みったん)↑です。
大徳寺には行ったことがありますが、密庵は非公開なので、見ることができませんでした。