「自作自然の家/岡崎」 基礎断熱 大豆ウレタン吹付 |
一般的な住宅は、1階の床のすぐ下というか、裏に断熱材がある(床断熱といいます)のですが、この家では、床下冷暖房システムのCCFスタイルを導入するため、床下空間も室内空間と同じ温度環境にするよう、基礎断熱を行います。
基礎断熱は、基礎のどこに施工するか、どんな断熱材の種類にするかなど、いろんな方法がありますが、ここでは、ベタ基礎のベース(底盤)の上と、立上り基礎(外周だけでなく内部立上りも)の側面に大豆を原料としたウレタンを吹付けました。
カナダ製のデミレックジャパン製のヒートロック ソヤを採用しました。
以下メーカーホームページより。
SOYAは、大豆が材料の植物油とリサイクルペットボトルをベースにつくられた高気密・高断熱の現場発泡型吹付断熱材です。
高断熱、高気密、防露工事の3工程が1工程の施工で可能になりました。
SOYAは”土に返る断熱材”ですの廃棄処分、リサイクルの心配がいりません。
ホルムアルデヒド、VOC、アスベストなどは含みません。
SOYAの断熱性能は世界最高ランクの数値を誇ります。
経年変化がほとんどありません。
自己消火性があり、燃え広がることがないので安心です。
万一、着火しても人体に有害なほどの燃焼ガスを発生しません。
断熱性能が格段にあがるため光熱費のランニングコストが抑えられます。
外部施工・低温時の施工などあらゆる局面での施工が可能ですので外断熱材としても使用できます。
自己接着力が強いため鉄部、コンクリート、木部など建設資材を選ばずに施工できます。
内部結露をふせぐため、カビ、ダニ、木材の腐食をふせぎます。