「元氣の家/豊川」 震災による影響 |
震災による建材価格上昇や、納期延長による工期への影響を心配されていました。
現状で私が知る限りのことはお話しましたが、設計には4~5ヶ月はかかるので、その間に状況がよくなることを期待したいと思います。
現状では、確かに建材価格がアップしているものがあります。
特に、震災で国内シェア3割の合板生産地が被災した影響により、合板が品不足となり、価格が上がっています。
しかし、もともと合板は輸入が半分以上であり、他の生産地での増産を行なっているので、生産量不足ということはないのが現実です。
「仮需要」がかさんでいるだけなのです。
資材不足の情報が先行し、不安に駆られた工務店などが複数の問屋に同じ注文を重複して出し、需要が急増したようにみえているのです。
一部の商社などが売り惜しみなどで在庫を抱えて出荷しないことにより、価格上昇を狙っていることも考えられます。
そうした事態に対処すべく、政府は、買い占めや価格高騰の監視を強化する方針を明らかにしました。
また、十分な生産量が供給されていけば、納まっていくことと思います。
この混乱期が納まり、元通りになるのがいつなのかは、誰にも予想することができません。
「今は家を建てるのは、様子を見ようか」という方もいると思いますが、いつまで待てばいいか分かりませんし、震災復興のための消費税大幅アップの議論が出てきています。
また、年内に着工すれば、住宅エコポイントが国から30万ポイント(30万円分)もらえます。
(財)住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)のフラット35Sを利用したローンの特別金利1%減が利用できます。
住宅ローン減税もあります。
毎年控除額が100万円ずつ減っていきますので、早く建てたほうが、控除額が大きいです。
来年入居は最大控除額が300万円です。
日本経済を停滞させないためにも、家を建てられる方は、一歩、前に進みましょう!