「(仮称)刈谷の家」の地盤調査 |
敷地が大昔、海岸線付近だったと思われる地域(ちょっと離れた場所に貝塚があります)で、旧海岸線が複雑に入り組んでおり、周辺地盤データも、ありましたが、その通りのデータになるか分からない場所でした。
また、明治中期の古地図で確認すると、かつては田んぼでした。
そこで、スウェーデン式より費用が高いですが、深い部分の土が採取でき、より高い精度の得られる「ボーリング調査」を行いました。
「標準貫入試験」が正式な名称です。
キャタピラ付きの小型車のような試験装置に長い棒が付いています。
↑63.5kgのおもりを棒の上のほうに吊り下げた後、76cmの高低差から自由落下させて、地面に突き刺したロッドをたたき、30cm沈むのに何回落下させたかで、地面の硬さが分かります。
サンプラーと呼ばれる筒の中に土が入り込み、1mごとに土を部分的に採取し、プラスチック容器に保管します。