木工家ウィーク2009・NAGOYAへ行ってきました |
名古屋中心地区の数箇所で同時に行われている、イベントで、明日が最終日です。
まずは、名駅近く亀島のノリタケの森ギャラリー(↑)へ。
たくさんの木工家さんたちが来ていましたが、岡崎の木工家の森明宏さんも来ており、ちょっとお話をしました。
岡崎の中根啓さんという木工家さんと知り合いました。
この方は、変わった経歴で、二級建築士の資格をもっていらっしゃいます。
お話を伺ってみると、もともと木工をやっていたが、自分の個性的な作品にあう建築がないので、だったら、自分で建築を設計してみたいと思ったそうで、設計事務所に勤めたことがあるそうです。
その後は、木工家として、独立されたそうです。
後述の中村好文さんのように、建築家で家具デザインもする人はよくいますが、その逆の人もいるんだなあと思いました。
次に栄セントラルパークのパークスクエア(↑)へ、そして高岳の東桜会館とまわりました。
どこもたくさんの人が来ていました。
午後から、友人のT君たちと講演会を聞きに、鶴舞の愛知勤労会館へ。
東京の建築家であり、家具デザイナーである中村好文さんと、その友人3人の家具作家さんのお話を聞きました。
中村好文さんの建築に対するこだわり同様に、家具にも相当のこだわりを見せていらっしゃいました。
「家具デザインは多様ですが、自分は形に意味があるものを創りたい」とおっしゃっており、これは、建築にもあてはまることで、自分もそう考えているので、共感しました。
また、あえて、家具に塗装をせず、家具を使い込むことによって、生まれる、味わいを、「時間仕上げ」という言葉で表現されており、おもしろいと思いました。