応急危険度判定士の緊急連絡訓練 |
なんの電話かなと思い、お話を聞くと、私が登録している応急危険度判定士の緊急連絡訓練の依頼でした。
応急危険度判定士とは、地震が起きた際、現地に行って、建物の損害状況を見極め、被害レベルを判定し、建物の入り口などに赤や黄色、緑の紙を張って廻るボランティアです。
余震による人的な二次災害を避けるために行うものです。
詳しくは過去のブログへ。
私はその資格を持っており、地区連絡員という役をしています。
私の連絡すべき、他の判定士の方7名に電話をかけ、「今朝9時に地震が起きました。あさって午前9時に市役所に集合してください」という内容を伝えるという訓練です。(当然ながら、実際には地震は起きていないですし、集合もしません)
午前10時半までに全員に連絡をとるように言われましたが、その時間内に連絡が取れたのは、5名でした。他の2名はその後、お昼までには連絡が取れました。
この地区では、インフラ関係の会社、鉄道関係の会社、工務店などいろんな方達が、判定士として、登録しています。
設計事務所は、この地区では私だけです。
1月17日は14年前に阪神淡路大震災が起きた日です。
TVやマスコミなどでも取り上げられ、防災意識の高い、この時期ということで、訓練が行われたのだと思います。