「地盤と基礎」講習会に参加しました |
「地盤と基礎設計-建築構造物(設計荷重)と地盤に応じた基礎設計へのアプローチ」という内容です。
昨年末にも、同じテーマで講習会があり、参加しました。
前回よりも、実際の現場に即した内容となっており、愛知県内各地の土質分布図や液状化可能性のある地域などの資料をもらい、説明を受けました。
西三河地域では、矢作川流域、境川流域は、地震時に液状化現象の起こりやすい地域です。
液状化とは、阪神大震災でも映像を目にした方もいらっしゃると思いますが、砂質地盤で、地面から水を含んだ砂が噴出してくる現象です。
岡崎市の場合では、北部は概ね国道248号線から西のエリア、南部では、矢作川両岸の平野部は起こりやすいそうです。
東の丘や山のエリアは花崗岩(ミカゲ石)層があり、安定しています。
岡崎は「石の産地」ですからね。
名古屋や知多半島、東三河地域についても同様に説明を受けました。
新たに土地購入を考えていらっしゃる方は、市役所発行の液状化予想、震度予想ハザードマップが各市役所にあると思いますので、ご覧になったほうがいいと思います。
土地選択支が複数あれば、これらの地域を除いて選択すれば、地盤補強にかかる思わぬ出費を防ぐことが可能です。
以前のブログでも書きましたが、「9月13日に岡崎で大地震が起こる」との「ブラジルの予知能力者ジュセリーノの予言」はありがたいことに外れました。以下予言内容↓
2008年9月13日には東海地方の愛知県岡崎市でM8・6の地震が発生し、3万人が被災し600人以上の死者が出る。
この地震は日本でなく中国で起きる可能性もある。
中国は見事当りましたね。
しかし、太平洋戦争末期に三河湾を震源とする三河大地震を引き起こした、深溝(ふこうず)断層(蒲郡西浦半島東部から幸田町にかけて)に地震エネルギーがたまってきていることもあり、今後要注意だそうです。